みかんぼの日記

日常のひとコマ。気付いたこと思ったこと。映画、本の感想など。

日記は書いた方が良い?

小さい時からずっと日記を書いていました。
毎日欠かさずというわけではないけれど、継続的に書いていた。
そんな私でも、「日記を書くのは面倒くさい」そう思った時期がありました。
 
そこで父に聞いてみた。(元々父のすすめで日記を書き始めたのです)
「日記って書いた方が良いのかな」
「そりゃあ、書いた方が良い」
「一行でも?」
「出来れば一行よりはもっと書いた方が良いが、一行でも何も書かないよりは何倍も素晴らしい」
「そっか…」
その後父は、私を諭すようにこう言った。
「日記を書かないということは、生きていないのと同じ事なんだぞ」
 
なんと!
日記を書かないことは生きていない事と同じ!
 
勿論これはすべての人に当てはまるわけではないです。
要するに日記は、書いた文章を何らかの形で他の人にも読んでもらえたら嬉しいと少しでも思っている、父や私のようなタイプの人間に限っては必要不可欠な資産なのだと、今の私なら理解出来ます。
 
自分自身が考えていることをその当時の自分に立ち返ってリアルに思い出せるかというと、そうでないことの方が多い。日記は、過去の自分の経験や思った事を言語化する手掛かりになり得るのだと思います。
 
『アンネの日記』のアンネ・フランクは、隠れ家の中で自分の日記を「公に発表することを意識したもの」と「自分しか読むことのないもの」の2種類書いていたという。
 
私もここで、色々な人に広く読んでもらえる日記や記録を書いていきたいと思います。
そして自分だけの日記も、相変わらず書く。出来るだけ「生きていない日」を少なくするために。